
創業期を支え、成長を共に歩む「伴走型」社労士との出会い
はじめに
「事業が成長し、社員が増えた。でも、労務管理が複雑になって手が回らない……」
そう感じたとき、それは次の成長に向けたステップです。
今回は、創業からわずか数年で急成長を遂げた
Simple株式会社様にインタビューを行いました。
労務の課題にどう向き合い、いかにして当社を「ビジネスの伴走者」として選んでくださったのか。そのリアルな声と、深い信頼関係の秘訣をご紹介します。
1. 創業期の「労務」問題、どう乗り越えた?
当社が創業から4年で従業員数が7人から60人規模に拡大したことは、事業の成長を実感する上で大変喜ばしいことでした。
しかし、その裏では、比例するように労務管理の課題が山積していました。当時、私は管理部門の役員として、何をどうすればいいのか分からないことだらけでした。
事業の立ち上げに奔走する中で、労務にまで手が回らず、一人では手に負えなくなってしまったのです。
そんな時、顧問税理士の方に相談したところ、ご紹介いただいたのが今泉先生でした。
これが、当社の成長を加速させる大きな転機だったと思います。
2. 創業から急成長へ。スタートアップの苦労に寄り添う
創業時は、赤坂のわずか5平米ほどのレンタルオフィスからスタートしました。
3人しか座れない広さで、今、私たちがこの会議室にいることを考えると、
(取材は、Simple株式会社様の会議室で行なっていました)
その変化は感慨深いものがあります。当時は目の前の事業を回すことで精一杯で、労務の課題は私たちにとって大きな壁でした。
初めて今泉先生と面談した際、正直なところ「相見積もりを取る必要がない」と直感しました。
スタートアップに寄り添ってくれる姿勢と、非常に良心的な料金体系だったからです。
多くの専門家が大手企業を相手にする中で、今泉先生はスタートアップが抱える資金繰りの課題などを深く理解し、優しく寄り添ってくれました。その人間的な温かさが、私たちにとっての大きな決め手でした。
3. 企業成長を支える「スピード感と柔軟性」
今泉先生の仕事で特に印象的なのは、そのスピード感と柔軟性です。
メールで些細な相談を投げかけると、夜中にもかかわらず朝方には返信が来ることがありました。「きっと起きているんだろうな」と、ついつい想像してしまうほどでした。その迅速な対応のおかげで、私たちの企業活動が滞ることは一切ありません。
特に、キャリアアップ助成金のような複雑な手続きや、社員の働き方(正社員からパートへの変更など)に関する相談も、常に的確なアドバイスとスピーディーな対応でサポートしてくれました。
話し言葉のニュアンスまで汲み取り、未整理な相談内容にも丁寧に対応してくれるのは、本当にありがたいことです。私たちは常に「より良い着地点」を模索していますが、今泉先生はそれを適法な範囲内で、かつ企業側の事情や背景を考慮した上で実現してくれるのです。
4. 退職率の低さにも貢献?働きやすい環境づくりをサポート
会社が急成長する中で、従業員の働き方に関する課題も出てきます。ある社員が正社員からパートタイムへの変更を希望した際、今泉先生はその意向を尊重し、会社としてもスムーズに対応できるようサポートしてくれました。その結果、当社の退職率は平均よりも低い1割程度に抑えられています。
人材業界では退職率が4割に達することもあると言われる中で、これは驚くべきことです。今泉先生は、単なる業務代行ではなく、会社の風土や従業員一人ひとりを大切にする姿勢があってこそ、このようなきめ細かなサポートを提供してくださるのだと思います。
5. 信頼関係が、事業のスムーズな承継を可能にした
事業承継の際も、今泉先生が労務関連の書類を完璧に整備してくれていたおかげで、ほぼ論点なくスムーズに手続きを進めることができました。これは、会社の歴史や従業員一人ひとりの事情を深く理解し、長年にわたって信頼関係を築いてきた結果だと感じています。
今泉先生は、私たちが話す従業員一人ひとりのことをよく覚えていてくださいます。「あの時、こんなことがありましたよね」と、私たちが忘れているような細かなエピソードまで覚えていて、話をしてくださるのです。まるで、会社の歴史を共に歩んできた「伴走者」のようです。
6. 今泉先生を一言で表すと?
私たちは、今泉先生を「掴んだら離さないラクダ」だと例えています。この言葉は、「砂漠のオアシスまで、どんなに困難な道のりでも必ず連れて行ってくれる」という、強い信頼感から生まれました。
単にルールを杓子定規に適用するのではなく、企業の成長を第一に考え、適法な範囲内で最も良い着地点を見つけてくれる。企業の歴史や従業員一人ひとりのことをよく覚えていてくれる「寄り添い型」の先生。これが今泉先生の最大の魅力だと思います。

